2011年9月5日月曜日

夢日記・ホラー

彼は古い商店街のようなところで、高校生をしている。
彼の家は古くからの地主。
親族には魚顔の人間が多い。年齢の高いものほど、皆そろって魚のような顔をしている。
彼はその事に不快感を持って育った。

今日は50年に一度の親族揃っての行事があるらしい。
場所は神社のようなところ。池には一匹の見事な鯉がいる。池を囲むように一同は正座させられた。

祖父が池に手を入れる。そして、すくい上げられた鯉。
彼の肩に緩い重みが掛かる。金縛り。かろうじて動く目で、周囲を見る。恍惚とした笑顔を浮かべる父親に対照的なのは、あからさまに強張った表情の母親。
気づいたときには、祖父の手にすくわれた鯉は、祖父の頭に被さっていた。それはゆっくりと祖父を飲み込むと、隣に座る父親に被さっていた。
声も出ない彼は、やがて自分の番がくることを知った。

いつもと同じ朝がきた。ただ、鏡の中には父親そっくりの魚顔の男が一人居た。


>後記
魚は夢では鯛でした。自分達は内臓や尾鰭、目玉など、鯛のパーツに見立てられ、やはり喰われていくというもの。
魚=守神 一族=生け贄
自らを捧げることで繁栄。どこかにきっとある展開。
パーツに見立てられるのがおもしろいと思い書いてみることに。
とにかく最初家をきらっているというエピソードがあって、細かいところまで夢にみたのだけど、覚えてないという落ち。

後で書きますと書いた手前、書くだけ書いたが、三文にもなりませんな。
070620 00:03